ビットコイン、5月22日のゴールデンクロス後に利益確定が活発化 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

ビットコイン、5月22日のゴールデンクロス後に利益確定が活発化

  • オンチェーンデータによると、利益確定の動きが急増しており、実現利益が1時間あたり5億ドルを超える状況が複数回発生している。
  • ビットコインの50日単純移動平均線(SMA)が5月22日に200日SMAを上回り、ゴールデンクロスが確認された。

ビットコイン(BTC)の保有者は、2週間前にこの暗号資産(仮想通貨)の移動平均が重要な上昇シグナルを示して以来、利益確定の動きを活発化させている。

TradingViewのデータによると、BTCの50日単純移動平均線(SMA)は5月22日に200日SMAを上回り、テクニカル指標で長期的な上昇トレンドを示す「ゴールデンクロス」を確認した。同日、CoinDeskのデータによると、ビットコインの価格は11万1000ドルを超える過去最高値を記録した。

それでも、Glassnodeが追跡するオンチェーンデータによると、保有者はさらなる上昇を待つのではなく、利益を確定する動きを強めている。

「エンティティ調整済み実現利益が過去24時間で3回、1時間に5億ドル(約725億円、1ドル=145円換算)を超えを超え、激しい利益確定活動を示している」とGlassnodeは6月3日にXで述べた。

エンティティ調整済み実現利益とは、オンチェーン上で移動したすべてのコインの合計米ドル利益を表しており、それぞれのコインが最後に移動したときの価格よりも最新の取引価格が高い場合に算出される。同一エンティティのアドレス間取引を除外することで、より正確な指標となる。

[ビットコインのエンティティ調整済み実現利益。:Glassnode]上のチャートは、利益確定活動が5月後半から着実に増加し、1時間あたり5億ドルを複数回突破したことを示している。これは2月初旬以来最も激しい利益確定の活動だ。

エンティティ調整済みSOPR(Spent Output Profit Ratio)などの他の指標も同様の傾向を示している。SOPRは、一定期間内に移動されたすべてのコインの利益水準を追跡する。エンティティ調整済みでは、前述したように信頼性の高い指標となる。

「最近の史上最高値突破により、ロックアップされた利益が大幅に増加し、コインの平均利益は16%となった。投資家にとってこれより収益性の高い取引日は8%未満であり、利益確定の動きが本格化している」とGlassnodeは週次レポートで述べている。

レポートではさらに、今回の利確活動は、過去の主要な高値圏で見られたほど激しいものではないとも付け加えている。

記事執筆時点では、ドナルド・トランプ大統領のトゥルースソーシャル(Truth Social)が、一般投資家向けにビットコインETF(上場投資信託)の提供に一歩近づいたとの報道がある中、BTCは10万5500ドル付近で取引されている。

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