国際決済銀行の業界基準を設定する決済・市場インフラ委員会(CPMI)は、報告書の中で、既存のステーブルコインはまだ関連する規制要件に完全に準拠しておらず、たとえ準拠していたとしても、国境を越えた支払いにはあまり役に立たない可能性があると述べています。

さらに、CPMIは、ステーブルコインは取引を高速化し、コストを削減することで国境を越えた送金の「機会を開く」ことができるが、潜在的な欠点が利点を上回る可能性があると述べています。 「課題としては、調整、競争、ネットワークの規模、市場構造、国際的に一貫性のある効果的な規制や監視の欠如などが挙げられます」 (コインデスク)