CryptoQuantのCEOがミームコインは「シットコインICOよりも悪い」と発言、白熱した議論を巻き起こす

仮想通貨取引所は、この流行に乗じてミームコインの上場を急いでおり、仮想通貨コミュニティの著名人は、不合理な投資家の行動に注意を喚起しています。

CoinGeckoのデータによると、分析ブロックチェーンのスタートアップであるCryptoQuantの責任者であるKi Young Ju氏は、ミームコインの誇大広告を声高に批判し、ミームコインの時価総額が470億ドルに近づいたため、ミームコインは「仮想通貨業界に害を及ぼす」と述べています。

3月18日のXスレッドで、CryptoQuantのCEOはミームコインの急成長について言及し、「10億ドル規模のミームコインが、この業界を前進させるために合法的な製品を構築している勤勉なチームに影を落とすのを見るのは苛立たしい」と述べました。Ju氏は特に、2018年のICOブームにおけるミームコインと「シットコイン」の類似点を指摘し、トークンを通じて投資を調達する慣行は社会的価値に欠け、カジノでのギャンブルに似ていることを示唆しました。

「ICOは2018年に新たな投資家を惹きつけたが、少なくとも彼らは製品を作るふりをしていた。現在、暗号開発者は何かを構築するのではなく、ミームコインを始めるだけです。シットコインのICOよりずっとひどい」

・ギヨンジュ

Ju氏の発言について仮想通貨コミュニティは意見が分かれているようで、ミームコインが仮想通貨空間に新たな投資家と興奮をもたらし、より多くの資本と注目を集めることで業界に利益をもたらす可能性があると主張する人もいます。Ju氏はこの見方を認めつつも、この流行は「初心者にとっては悪い経験になるかもしれない」と強調した。

Ki Young Ju氏のコメントは、開発者が誤って1,000万ドルの投資家の資金を燃やしてしまったSlerfと呼ばれる別のミームコインが、時価総額で8番目のミームコインとなり、市場評価額を6億ドルに押し上げたというニュースに続くものです。